こんにちは!すまいる鍼灸接骨院の谷口です。
「ぎっくり腰」皆さんは一度は聞いたことがある言葉だと思います。
ぎっくり腰の痛みは、経験者でないとわからないほどつらいものです。
ほとんどの人は激痛に顔をしかめ、その場で横になったまま動けないほど。
何の前ぶれもなく突然起こるので、ヨーロッパではぎっくり腰を「魔女の一撃」といいますが、まさにそんな感じです。
一般にぎっくり腰は、重いものを持ち上げたときに起こりやすいといわれます。ところが実際には、咳やくしゃみをしたとき、ベッドや布団からからだを起こそうとしたとき、顔を洗うとき、さまざまなケースがあります。日常の何げない動作をしたときに、だれにでも起こりうるものなのです。
ぎっくり腰は、なぜ痛いのでしょうか。その理由のひとつは、腰を支える靭帯(じんたい)や筋肉に急に負担がかかり、断裂と炎症を起こし、それが神経を刺激するためです。ちょうど強い捻挫(ねんざ)を起こしたのと同じ状態なので、腰の捻挫ともいわれます。
しかし、痛みの原因はそれだけでなく、当院では、骨盤の歪み(ズレ)によっておこると考えています!
ゆがみは人により異なります。歪みによって腰を支えている筋肉が負担がかかりやすくなっているので、日常で痛みが重なることで、限界が来た時に強い痛みになるのです。
中高年の場合には、加齢や運動不足のために腰を支える筋肉が弱くなり、腹筋と背筋のバランスが乱れていることがあります。

老化に伴う腰痛では、様々な症状が現れてきます。
椎骨の関節や椎間板が変形する
→椎間板ヘルニア
椎骨の変形により脊柱管という神経が狭くなる
→脊柱管狭窄症
椎骨の一部に変形や疲労骨折が起こる
→変性すべり症や分離症
ぎっくり腰になったら
ぎっくり腰を起こすと、当初は動くことも立ち上がることもできないのが普通です。その場合には楽な体勢で大丈夫ですのでアイシングを行いましょう。
自宅で安静にしている間は、マッサージなどをしてはいけません。湿布薬を使おうか迷うところですが、靭帯や筋肉の断裂により出血や炎症を起こしているケースでは、一般的には消炎作用が高いアイシングが適しています。お風呂などで温めるのは逆効果になりがますので最初のうちは温めないようにしてください。
自宅で安静にしている間は、マッサージなどをしてはいけません。湿布薬を使おうか迷うところですが、靭帯や筋肉の断裂により出血や炎症を起こしているケースでは、一般的には消炎作用が高いアイシングが適しています。お風呂などで温めるのは逆効果になりがますので最初のうちは温めないようにしてください。
~アイシングの仕方~
①必ず氷と水を使う。
②患部に直接30分間当て続ける。
③保冷剤やアイスノンは使わない
④ビニール袋(二重)か氷嚢を使う
痛みが落ち着いたら早めに動いて!!
痛みが落ち着いてきたら、少しずつ動くようにしましょう。従来は、痛みが治まるまでは寝ているほうがいいとされていましたが、最近では早めに動き始めたほうが回復も早く痛みも取れます。
突然に腰に痛みが走った場合は、家族や友人に助けてもらうのも一つです。無理は禁物です。
早急にご連絡ください
072-420-2808