こんにちは！

すまいる針灸接骨院 きたのだ院です！

 

今回は『脱毛症』についてお伝えします。

 

東洋医学的な考えでは、

『気』『血』『水』が身体の中を十分に巡っている状態で

健康が維持されていると言われています。

これらが巡らずに滞っていたり、

量が多すぎたり少なすぎたりすることで、

内臓や筋肉に症状が出やすくなります。

 

更に、大抵のことには陰と陽があり

二つのバランスが保たれていることにより

森羅万象が成り立っているという考えもあります。

これは人体にも言えることで、寒は陰・熱は陽に分類されます。

 

東洋医学的に『髪』は腎と関係があり、

また『血の余』とも言われており

文字通り血液に大きく関係しています。

 

腎の陰の気が不足すると、肝の陰の気も不足します。

肝は血を貯蔵し、身体の必要な場所に

必要な分の血を分配する機能(蔵血機能)があります。

また、血液には栄養を運ぶ役割もあります。

腎と肝の陰の気が不足することにより、

陰の血も不足し、毛髪まで栄養が届かなくなり、

脱毛が起こります。

 

また、ストレスなど精神的刺激により、

『気』や『血』が停滞して血の巡りが悪くなり、

毛髪まで栄養が届かなくなり、脱毛が起こる場合もあります。

 

鍼灸を受けることにより、

肝腎陰の気の回復・『気』『血』の停滞の改善が見込めます。

 

脱毛症にオススメのツボは、

肝腎陰虚に対して

太渓(たいけい:足の内くるぶしとアキレス腱の間のへこみ)

腎兪(じんゆ:おへその高さで、背骨から約指2本分外側)

『気』『血』の停滞に対して

膈兪(かくゆ:肩甲骨の下端と同じ高さで、背骨から約指2本分外側)

三陰交(さんいんこう:足の内くるぶしから約指4本分上側)

です。

これらを痛くない強さで刺激することでも改善が見込めます。

(※ツボは左右どちらにもあります)

 

他にも効果の見込めるツボを知りたい、悩んでいる症状があるなど、

気になることがある方はお気軽に

きたのだ院の鍼灸師にご相談くださいm(_ _)m

 

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