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排尿困難について
こんにちは!
すまいる針灸接骨院 きたのだ院です!
今回は患者さんからも質問のある『排尿困難』についてお伝えします。
東洋医学的な考えでは、『気』『血』『水』が身体の中を十分に巡って
いる状態で健康が維持されていると言われています。
これらが巡らずに滞っていたり、
量が多すぎたり少なすぎたりすることで、
内臓や筋肉に症状が出やすくなります。
更に、
大抵のことには陰と陽があり二つのバランスが保たれていることにより
森羅万象が成り立っているという考えもあります。
これは人体にも言えることで、寒は陰・熱は陽に分類されます。
東洋医学的な排尿困難は、
腎の陽の『気』が弱っていたり不足することで起こります。
これを『腎陽虚(じんようきょ)』と言います。
腎陽虚になると、身体の機能が低下しやすくなり、特に
温煦機能(おんくきのう:身体を温める)という気の作用が低下します。
そうなると、
腎と膀胱の気化機能(きかきのう:『気』『血』『水』などを
相互に転化し、汗や尿などの生成に関わる)も低下するため、
尿が出にくくなります。
また、湿気や熱によって膀胱の気化機能が低下することもあります。
鍼灸は、腎陽の気の回復・湿熱の除去が見込めます。
自律神経の乱れも整い、自然治癒力が向上しやすくなるため、
東洋医学的な『排尿困難』の他にも
『夜間尿』や『尿失禁』などの症状も改善しやすくなり、
最終的には日常生活を楽に過ごせるようになります。
排尿困難にオススメのツボは、
腎陽虚に対して
陰谷(いんこく:膝を曲げてできるシワの内側の先端)
腎兪(じんゆ:おへその高さで、背骨から約指2本分外側)
膀胱湿熱に対して
三陰交(さんいんこう:足の内くるぶしから約指4本分上側)
膀胱兪(ぼうこうゆ:仙骨の上から2つ目のくぼみから約指1本半分外側)
です。
これらを痛くない強さで刺激することでも改善が見込めます。
(※ツボは左右どちらにもあります)
他にも効果の見込めるツボを知りたい、悩んでいる症状があるなど、
気になることがある方はお気軽に
きたのだ院の鍼灸師にご相談くださいm(_ _)m
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