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脾の働き〜運化編〜
こんにちは☀️
すまいる針灸接骨院きたのだ院の藪です!
来週から6月ですね🐌
梅雨の時期です🐸☔
夏も近づいてくるので、蒸し暑さが辛いですよね😮💨
この湿気で毎年体調を崩してしまう方も多いかと思います。
そんな方々は「脾」の働きが低下している可能性があります!
脾には2つ、働きがあり、
運化(うんか)と統血(とうけつ)といいます。
その内の運化を今回はご紹介します!
①飲食物を水穀の精微に変化させる
運化は飲食物を消化して吸収する過程であり、それらは気や血となって脈中を流れ、全身を巡ります。
脾は、気・血・津液を作るための水穀の精微を吸収するため、気血生成の源といわれています。
また、水液を吸収するため、水液の停滞を防ぐ役割もあります。
②水穀の精微を心や肺に運ぶ
水穀の精微は、脾の運化で、心や肺に運ばれることで、気・血・津液になり、全身を巡り、生命活動の維持に繋がります。
運化が失調すると、消化・吸収が阻害され、食欲不振となり、水穀の精微が不足するため、気・血・津液の不足が起こります。
気が不足→息切れ、倦怠感など
血が不足→目眩、不眠など
また、飲食物中の水液を津液として吸収することもできなくなるため、水液が体内に停滞し、痰湿となってしまいます。
それが小腸や大腸に影響を及ぼすと、軟便や下痢が起こります。
脾は、飲食物からエネルギーを得るための大切な役割を担っています。
そのため、脾が弱ってしまうと、全ての臓器に影響が及びます。
特に、この時期は湿度が高いので、水液を吸収する働きが多くなり、脾が疲れやすいため、早め早めの対策が必要となります。
ご自身で出来るケアとしては、カボチャやさつまいも、白菜やキャベツを適度に摂取してください。
これらは、甘味に分類される食物で、脾の働きを補うことができます。
ただ、食べ過ぎるとかえって脾の負担になってしまいますので、偏食せず、バランスの良い食事は意識してくださいね☺️
さて、次回は統血をご紹介しますね!
それでは*˙︶˙*)ノ“マタネー
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