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肝の働き〜疏泄編〜
こんにちは☀️
すまいる針灸接骨院きたのだ院の藪です!
卒業シーズンですね🎓✨🌸
ご卒業される方々、おめでとうございます🎉
3月も中旬に入り、
少し暖かくなってきたような気がします☺️
ただ、季節の変わり目というのは体調を崩しやすいので、油断せず、対策を行っていきましょう👍
ということで、今回は臓器の働きシリーズ第2弾、「肝」の働きをご紹介します!
肝は2つの働きを担っていまして、
「疏泄(そせつ)」と「蔵血(ぞうけつ)」といいます。
本日は、この内の「疏泄」です!
疏泄は、全身の気機を調節し、生理物質を順調に推動させる機能のことで、その役割は4つに分けられます。
①情志の調節
情志とは、情動や情緒のことであり、感情の動きを表します。
情志は気機と関係があり、例えば強いストレスが加わると、気鬱、気滞、気逆と呼ばれる気機の失調が起こってしまいます。これにより、思い悩むことが増えたり、よくイライラしてしまったりなどの症状が現れます。
しかし、疏泄が正常に働いていれば、気機の流れを調節し、これらの症状を改善もしくは緩和させることができるのです。
②気機の調節
この役割が正常に働いていると、生理物質は個々の作用を発揮することができます。
例えば、気機を上手く調節できず、気が滞ると腹張や便秘になったり、気機が失調し血や体の水分を上手く流せなくなると、月経痛や関節痛、身体のだる重さや浮腫が出てきたりしてしまいます。
③脾、胃の補助
疏泄は脾胃の働きを補助し、また、胆汁の分泌を促し、消化を促進します。
④月経の調節
疏泄は、血を女子胞(女性の生殖器官)に送る作用に関わるため、月経と密接な関係があります。
この役割が失調してしまうと、月経痛や月経不順などの症状が出てしまいます。
「疏泄」は精神的症状と身体的症状、共に深く関わる働きです。
もし、最近イライラしやすいや目の乾き・かすみ、ほてりや月経異常でお悩みの方は、肝の働きが失調している可能性がありますので、ぜひ当院鍼灸師までご相談ください。
鍼が苦手な方には、刺さない鍼や優しい温かさのお灸もございますので、ご安心くださいね☺️
それでは、今回は以上となります!
次回、肝の働き「蔵血」をご紹介しますね!
お楽しみに〜(* ̄▽ ̄)ノ~~
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